国際交流

先週の火曜日、国際交流員のアン先生が学校に来てくださいました。アン先生はアメリカのご出身で、以前にも1度ご縁があり、大島に来てくださったことがあります。この日をとても楽しみにしてくれていたそうです。私たちも久しぶりに会えるということで、とても楽しみにしていました。
桟橋で待っていると船が到着し、降りてこられたアン先生が素敵な笑顔で手を振ってくださいました。久々に再会し、まずは大島の案内です。前回は、学習発表会を手伝っていただいたので、ゆっくりしてもらう時間が無く、案内も出来ませんでした。大島青松園から大島会館、納骨堂、風の舞と大島のスタンダードコースでのご案内です。アン先生もハンセン病のことを知っておられたし、日本の文学にも詳しい方でしたので、スムーズに案内できたと思います。島の悲しい歴史も、美しい景色も全部受け止めてもらえて、とても嬉しい案内となりました。
学校に帰ると、アメリカについての勉強の時間です。日本との違いを色々教えてくださいました。例えば、アメリカでは家と家が離れていて(ニューヨークなどは例外だそうですが)、お隣に行くのに車がいる!とか、制服はほとんど無い!とか、とても面白かったです。しかし、最後に先生がおっしゃっていた、「アメリカと日本は違うところがたくさんあるけど、同じところもたくさんあるよ。遠い異国の地だと思わないでね。」という言葉が印象に残っています。私は、文化の違いを示すことでアメリカに興味を持ってもらおうと思って、違いを話してほしいとお願いしたのですが、「同じところがある」という目線も大切だなと思いました。私も勉強させてもらいました。
最後はお楽しみの調理実習です。アメリカの子どもたちのおやつの定番である、ピーナッツバターチョコチップクッキーを作りました。クッキーを焼いていると、甘い香りが学校中に広がって、どこにいても幸せな気分でした。お昼ご飯の後のデザートにいただきました。どっしりしていて、とっても美味しかったです。
あっという間にお別れの時間でした。半日の間にたくさんのことを学習させてもらいました。アン先生、ありがとうございました!また来てくださいね!

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